ダン・クレザー著『成功の鍵を握るスポーツトレーニングの鉄則ーコーチングの落とし穴を避けるためにー』
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「スポーツにおける成功の鍵を握るトレーニングの鉄則、それは首尾一貫した継続性にある」
この単純明快なことが守れず、失敗する落とし穴にはまるコーチが少なくないのはなぜか?どうすれば、着実な成果を上げながらアスリートの可能性を最大限に引き出すことができるのか?
過負荷、漸進性、特異性、疲労、リカバリー、超回復、ピリオダイゼーション、ピーキング等々といったトレーニング理論の基本的な概念をひと通り学んだコーチや、トレーニング理論をこれから入門者用テキストで学ぼうとする、または学んでいる初学者は、本書を読むことで、従来のトレーニング理論の形式的な理解を超えた現実のコーチング実践におけるこうした概念の真の意味を深く知ることになる。
また、これまでの類書でほとんど語られることのなかった、収穫逓減、漸増率、最小有効負荷量、許容負荷、適応のキャパシティー、非適応的回復、有形の適応と無形の適応といった新たに提起されたさまざまな概念やモデルによって、スポーツトレーニングのダイナミズムをより深く多角的に把握することが可能となる。それをもとに自らのコーチングを見つめなおすことで、確実にこれまで以上に成果を出せる指導へとステップアップできるはずである。
著者は、英国ストレングス&コンディショニング協会(UKSCA)設立メンバーの1人であり、英国スポーツ研究所(EIS)のコーチとして多くのアスリートを指導し、オリンピックや世界選手権のチャンピオンを指導した現セント•メアリーズ大学教授のダン・クレザー。
訳者は、JATIトレーニング指導者テキスト理論編「体力トレーニング論」と実践編「長期的トレーニング計画」の著者でもある日本トレーニング指導者協会(JATI)名誉会長の長谷川 裕(エスアンドシー株式会社 代表)。
※A5判並製
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